ヘアスタイルへの関心の高まりや美容師ブームで美容室の数は全国で増え続け、エリア内の競争も激しくなっています。近隣のライバル店に差をつけて安定した経営を続けるためには定期的に現状分析を行って経営状態を把握しておくことが大切です。お客様の年齢層やリピート率、来店の頻度、1回あたりの料金、人気のメニュー、選ばれるヘアスタイルやカラーなどの傾向、混雑する曜日や時間帯、季節ごと、月ごとの来客数の推移など、さまざまな視点から自分のサロンを見てみることでお店の長所や短所が分かり、よりよい経営をする手掛かりができます。ミンピさんも現状分析を大事にしているそうです。
例えば、新規来店のお客様が多くてもリピート率が悪ければサロンの魅力が足りないことや期待外れだったことを意味するので改善の余地があります。特定の美容師だけ指名が多いなら、スタッフの技術の格差を無くすための改良が必要です。若者ばかりで中高年の顧客がほとんどいなかったり、女性だけ、男性だけ、など顧客層が分断されているなら幅広い層の集客に努めることで売り上げを伸ばすことができます。電話予約とオンライン予約のどちらが多いか、クーポン使用の割合がどれくらいか、1回の来店で滞在する時間はどの程度か、など現状分析を行い、ライバル店に負けないような美容室経営をしましょう。
2016年 1月 21日 | カテゴリー: Salon diary