美容室を経営する上でコンセプトは非常に重要です。クートさんからも学ぶことがありました。
立地や物件を考えるということは現実的な事柄と言えますが、美容室をどのようにするかということは理想を語ることでもあります。
当然、現実の社会で経営していくため夢見心地で行うわけにはいきませんが、追い求めるコンセプトにより様々な点が変化します。
お洒落な美容室にしたいという場合は内装をお洒落な雰囲気が感じられるようにしなければなりませんし、お洒落な内容に劣らないレベルの高い美容師も確保しなければなりません。
一般的に、美容院のあるべき姿というのは定められていません。
経営方針を含め全てが自由でオーナーの考えのもとに行われます。
そのため、どのような経営方針で営業していても自由なのですが営業を続けていくうちに方針が変化してきても不都合なことではありません。
しかし、こうした自分自身が思い描いている理想は自分自身はしっかりと理解していてもスタッフに忠実に伝えなければスタッフはわからないものです。
理想をしっかりと伝えられるかで美容院の姿は変化してきます。
長年の付き合いでも忠実に理解してもらうということは難しいですし、コミュニケーションが密であったとしても困難な場合があります。
ところが、こうしたことが出来なければ思い描いている美容師には近づけません。
2016年 6月 1日 | カテゴリー: Salon diary